格下(読み)カクシタ

精選版 日本国語大辞典 「格下」の意味・読み・例文・類語

かく‐さげ【格下】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 資格、等級、地位などをそれまでよりも低くすること。⇔格上げ
    1. [初出の実例]「その官舎は暫くして何とか長官のに格下げになった」(出典:晩年の牧野伸顕(1955)〈吉田健一〉)
  3. 格付取引で、受渡商品の品位標準品より劣るため、標準品よりも安く格づけること。⇔格上げ。〔取引所用語字彙(1917)〕

かく‐した【格下】

  1. 〘 名詞 〙 地位、身分、等級などが下であること。また、その人や物事。⇔格上。「格下相手に負ける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む