桁山(読み)けたやま

日本歴史地名大系 「桁山」の解説

桁山
けたやま

[現在地名]美郷村 高野尾(たかのお)・中筋(なかすじ)・品野(しなの)・小竹(こだけ)・湯殿(ゆどの)、山川(やまかわ)町 西野峯(にしのみね)

種野(たねの)山の南、川田(かわた)川上流左岸の山間に位置する。東は別枝(べつし)山、南は中村(なかむら)山、西は川田山(現山川町)。南西端に川田川の水源域となる奥野々(おくのの)山(一一三八・六メートル)がそびえる。中世には種野山のうちで、また近世には種野山などとともに麻植十山の一つであった。嘉暦二年(一三二七)三月八日の種野山在家年貢等注進状案(三木家文書)には「気多」とみえ、種野山定在家七四宇のうち一一宇小があり、三日厨銭一四〇文・御弓銭四〇〇文・絹の織賃五〇文・皮代四六五文・量マイノ代七八〇文などの公事銭二貫二八五文や田所当銭三貫三六〇文が課せられ、ほかに山畑耕作への課税とみられるハカリ物(秋麦・粟米・大豆)、三日厨白米四升二合、山野からの収穫物に対する課税の「鳥兎分」「葛ノセン」などの貢租も負担していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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