桂原古墳(読み)かずわらこふん

日本歴史地名大系 「桂原古墳」の解説

桂原古墳
かずわらこふん

[現在地名]不知火町長崎 白玉

不知火海に面した丘陵中腹標高約六五メートルにある装飾古墳。径約一三メートルを測る円墳で、南に開口する単室の横穴式石室である。石室は約五・八メートル、羨道に中央部に一枚石をくり抜いた仕切石がある。石室の奥には石棚が設けられている。玄室と羨道に装飾がみられ、奥壁の石棚の上方に白と黒の顔料による二重の円文があるほかは、浅い線刻による船の文様である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の桂原古墳の言及

【不知火[町]】より

…漁業は松合漁港を基地として,クルマエビ,タイなどの水揚げが多い。装飾古墳として知られる桂原(かずわら)古墳や旧暦8月1日の夜八代海上に現れる不知火(しらぬい)の観望所が設けられる永尾(えいのお)神社がある。鹿児島本線の松橋駅は町内にある。…

※「桂原古墳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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