桂清水(読み)かつらしようず

日本歴史地名大系 「桂清水」の解説

桂清水
かつらしようず

[現在地名]山中町西桂木町

山中温泉の入口にある。幹囲約八メートル・高さ約一五メートル、樹齢五〇〇年と推定される桂の大木の根元の岩から湧き出る清水で、湯治客や旅人らは往来のたびに必ず立寄った。傍らに石造の地蔵像が祀られ桂地蔵とよばれる。霊験あらたかな地蔵といわれ、元禄一一年(一六九八)金沢の商人有松屋長右衛門がこの地蔵に願をかけ、眼病を治した話が残る(加賀志徴)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む