桂清水(読み)かつらしようず

日本歴史地名大系 「桂清水」の解説

桂清水
かつらしようず

[現在地名]山中町西桂木町

山中温泉の入口にある。幹囲約八メートル・高さ約一五メートル、樹齢五〇〇年と推定される桂の大木の根元の岩から湧き出る清水で、湯治客や旅人らは往来のたびに必ず立寄った。傍らに石造の地蔵像が祀られ桂地蔵とよばれる。霊験あらたかな地蔵といわれ、元禄一一年(一六九八)金沢の商人有松屋長右衛門がこの地蔵に願をかけ、眼病を治した話が残る(加賀志徴)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む