20世紀日本人名事典 「桂潜太郎」の解説 桂 潜太郎カツラ センタロウ 明治・大正期の官僚 宮中顧問官。 生年安政1年12月9日(1855年) 没年昭和3(1928)年11月21日 出生地長門国阿川村(山口県) 旧姓(旧名)細迫 経歴細迫礼介の長男に生まれ、明治17年先代庄右衛門の養子となり、絶家・桂家を興す。11歳の時に脇釜嶽の私塾に入り漢学・詩文を学び、ついで阿川文学寮で経史を修め、のち東京専門学校(現・早稲田大学)校外生となり、英法を学んだ。9年華族部長局に出仕し、15年宮内省内に華族局が設置され属官となり、のち爵位局主事に就任、宮内書記官を兼任した。更に東宮主事に転じ、大正2年宮中顧問官を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂潜太郎」の解説 桂潜太郎 かつら-せんたろう 1855*-1928 明治-大正時代の官僚。安政元年12月9日生まれ。東京専門学校(現早大)校外生となり,英法をまなぶ。宮内省華族局につとめ,のち爵位局主事に就任,宮内書記官を兼任した。さらに東宮主事に転じ,大正2年宮中顧問官となった。昭和3年11月21日死去。75歳。長門(ながと)(山口県)出身。旧姓は細迫。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by