精選版 日本国語大辞典「桂男」の解説
かつら‐お ‥を【桂男】
〘名〙
① =かつらおとこ(桂男)①
② =かつらおとこ(桂男)②
※俳諧・古今俳諧明題集(1763)夏「桂壮士(カツラヲ)の人にはさまるすずみかな〈さよ〉」
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…〈熟田津(にぎたづ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕(こ)ぎ出でな〉との額田王(ぬかたのおおきみ)の歌は,泊りには船を浅瀬に引きあげ,満潮を待って沖に漕ぎ出した古代の航法を示している。《万葉集》では月を〈月人壮子(つきひとおとこ)〉と呼んでいるが,これは唐の《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》に〈月中に桂(かつら)あり……高さ五百丈,下に一人ありて常にこれを斫(き)る〉とある伝説にちなむもので,月を〈桂男(かつらお)〉と呼ぶのも同様である。また中国では月中に月の都,月の宮殿があると信じられていた。…
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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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