デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桃東園」の解説 桃東園 もも-とうえん 1687-1761* 江戸時代中期の暦算家。貞享(じょうきょう)4年生まれ。江戸浅草の札差,大口屋の次男。家を末弟にゆずり,暦算学を中根元圭(げんけい)にまなぶ。諸芸をこのみ,また困窮者の救済にもあたった。江戸に遊学中の桃白鹿(はくろく)の学才をみて養子としている。宝暦10年12月28日死去。74歳。名は道隆。字(あざな)は仲長。別号に浮葉庵。著作に「三百年暦」「異字同訓」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例