案下官幣(読み)あんげかんぺい

精選版 日本国語大辞典 「案下官幣」の意味・読み・例文・類語

あんげ‐かんぺい‥クヮンペイ【案下官幣】

  1. 〘 名詞 〙 祈年祭(としごいのまつり)新嘗祭(にいなめのまつり)月次祭(つきなみのまつり)などのときに、神祇官が、社格の低い小社の幣帛(へいはく)案下に置いて奉ること。また、その神社。案下幣(あんげへい)。案下(あんげ)。⇔案上官幣(あんじょうかんぺい)
    1. [初出の実例]「祈年祭神三千一百卅二座 〈略〉小二千六百座〈四百卅三座案下官幣二千二百七座国司所祭〉」(出典延喜式(927)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android