案下官幣(読み)あんげかんぺい

精選版 日本国語大辞典 「案下官幣」の意味・読み・例文・類語

あんげ‐かんぺい‥クヮンペイ【案下官幣】

  1. 〘 名詞 〙 祈年祭(としごいのまつり)新嘗祭(にいなめのまつり)月次祭(つきなみのまつり)などのときに、神祇官が、社格の低い小社の幣帛(へいはく)案下に置いて奉ること。また、その神社。案下幣(あんげへい)。案下(あんげ)。⇔案上官幣(あんじょうかんぺい)
    1. [初出の実例]「祈年祭神三千一百卅二座 〈略〉小二千六百座〈四百卅三座案下官幣二千二百七座国司所祭〉」(出典延喜式(927)一)

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