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桑原俊郎 くわばら・としろう

朝日日本歴史人物事典の解説

桑原俊郎

没年:明治39.3.9(1906)
生年:明治6.4.20(1873)
明治期の宗教家,霊術家。岐阜県加茂郡和知村に,桑原徳右衛門とれいの長男として生まれる。天然と号す。明治32(1899)年,東京高等師範学校国漢専修科を卒業し,静岡師範学校の漢文教師となる。当時ブームであった催眠術に関心を持ち,実験・研究に専念した。同36年,静岡師範学校を辞し,上京して,東京麻布中学校に移るとともに,精神研究会を設立した。催眠術とは心理作用ではなく,霊魂作用であるとして,催眠術を単なる見世物から治療術・精神療法へと転換させ,治病力のみならず,霊能力の開発をめざす霊魂研究へと進み,精神哲学を提唱した。若くして死去したが,多くの弟子を残し,弟子によって『精神霊動奥義』が編集された。<著作>『精神霊動』<参考文献>井村宏次『霊術家の饗宴』

(川村邦光)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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