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桑原城 くわばらじょう

日本の城がわかる事典の解説

くわばらじょう【桑原城】

長野県諏訪市にあった山城(やまじろ)。諏訪惣領家の居城であった上原城茅野市)の支城。標高981m、比高約190mの山の頂から尾根にかけて築かれていた城である。築城年代や築城者は不明。甲斐の武田晴信(のちの武田信玄)は1542年(天文11)、諏訪に侵攻して、諏訪頼重の本拠の上原城を攻めた。頼重は、この攻勢に上原城を支えきれず桑原城に逃れたが、多くの家臣が逃亡したこともあり、間もなく晴信に降伏した。これにより、桑原城は上原城とともに武田氏に接収された。降伏した頼重は弟の大祝諏訪頼高らとともに甲斐府中に連行され、頼高とともに東光寺で自刃させられて諏訪氏は滅亡した。城跡には現在、本丸跡、二の丸跡、土塁、空堀などの遺構が残っている。また本丸のある山頂からは諏訪盆地諏訪湖が一望できる。JR中央本線諏訪駅から徒歩約60分。◇高鳥屋城、水晶城とも呼ばれる。

出典 講談社日本の城がわかる事典について 情報

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