桑名古庵(読み)くわな こあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑名古庵」の解説

桑名古庵 くわな-こあん

1607-1690* 江戸時代前期の医師
慶長12年生まれ。元和(げんな)9年洗礼をうけたが,のち信仰をすてたともいわれる。兄水也とともに土佐(高知県)で開業。寛永20年古庵一族はキリシタンであると告訴され入獄,46年後の元禄(げんろく)2年12月20日獄死した。83歳。紀伊(きい)和歌山出身。名は瀬兵衛。霊名ダミアン

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android