桑田山神社(読み)そうだやまじんじや

日本歴史地名大系 「桑田山神社」の解説

桑田山神社
そうだやまじんじや

[現在地名]須崎市桑田山

市道桑田山線に沿って約一・五キロ登った字高峰たかみね鎮座祭神は天津彦火火出見尊・天津瓊瓊杵尊・木華開耶姫命。古来、桑田山の産土神で一の権現と称していたが、明治元年(一八六八)桑田山神社と改称。旧郷社。

津野氏時代に箱根権現を現在の桑田山集落より四キロほど登った大影おおかげ山に勧請社殿は九尺四面で、六キロほど離れたおおごう鳥井とりい木島きじまに六つの鳥居があったと伝える。寛正四年(一四六三)三月一二日の銘の鰐口があったといわれ(南路志)、少なくとも同年までには鎮祭されていたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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