桑紙(読み)くわがみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「桑紙」の意味・わかりやすい解説

桑紙
くわがみ

クワ(桑)の靭皮(じんぴ)繊維原料とした和紙。桑枝紙(くわえだがみ)または桑皮紙(そうひし)ともいう。クワはコウゾ(楮)と同じ科の植物で、飛鳥・奈良時代にすでにクワを用いた紙が試作されたに違いないが、歩留り(加工する場合の原料と製品の分量割合)が悪いことと、クワは養蚕のための葉の採取第一義枝条の適宜な成長を待てないこと、また作業の季節的要因にも左右されることなどから一般化しなかった。しかし、元和(げんな)年間(1615~24)の文献や中国の文献にもこの紙名が出てくる。近年まで長野県や山梨県にこれをつくる業者があった。

[町田誠之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2月17日。北海道雨竜郡幌加内町の有志が制定。ダイヤモンドダストを観察する交流イベント「天使の囁きを聴く集い」を開く。1978年2月17日、同町母子里で氷点下41.2度を記録(非公式)したことにちなむ...

天使のささやきの日の用語解説を読む