デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜井頼直」の解説 桜井頼直 さくらい-よりなお 1824-1868 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。文政7年生まれ。京都で岩倉具視(ともみ)邸に出入りし,元治(げんじ)元年禁門の変で幕府の嫌疑をうけるが,僧に変装してのがれる。慶応4年戊辰(ぼしん)戦争では旗奉行として岩倉具定(ともさだ)(具視の子)にしたがい,同年4月1日江戸で暗殺された。45歳。美作(みまさか)(岡山県)出身。通称は新三郎。号は義山。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例