桜内遺跡(読み)さくらうちいせき

日本歴史地名大系 「桜内遺跡」の解説

桜内遺跡
さくらうちいせき

[現在地名]余呉町坂口 桜内

やな断層の最南端、田上たがみ山の山腹に位置する弥生時代後期から平安時代にかけての複合遺跡。昭和五二年(一九七七)から同六〇年にかけて発掘調査が行われた。遺跡は緩斜面にあり、面積は約三万平方メートル。検出された遺構は弥生時代後期および古墳時代後期から奈良時代にかけての竪穴住居跡、弥生時代後期の方形周溝墓、古墳時代後期から奈良時代にかけての掘立柱建物跡、溝跡など。これらの遺構は六期に分けられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む