桜菫(読み)さくらすみれ

精選版 日本国語大辞典 「桜菫」の意味・読み・例文・類語

さくら‐すみれ【桜菫】

  1. 〘 名詞 〙 スミレ科多年草。北海道、本州、九州の山地林下などに生える。葉は二~五枚が地下茎から束生して生じ長柄があり、狭卵形で長さ三~七センチメートル。葉質は薄く、縁にはまばらな鋸歯(きょし)がある。花時には十分のびきらず両縁が表面に巻きこみ菱形状にみえる。五月頃花茎をのばし、淡紅紫色の五弁花を単生。花は横向きに開き、花弁は一五ミリメートルぐらいで、日本の野生スミレのうち最大。《 季語・春 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「桜菫」の解説

桜菫 (サクラスミレ)

学名Viola hirtipes
植物。スミレ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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