デジタル大辞泉
「梅津川」の意味・読み・例文・類語
うめづ‐がわ〔‐がは〕【梅津川】
京都市右京区梅津近辺での桂川の称。[歌枕]
「名のみして生れるも見えず―井堰の水ももればなりけり」〈拾遺・雑下〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
梅津川
うめづがわ
大佐渡山地の岨巒堂山(七五一メートル)の渓谷より発し、東流して途中北川内沢・南川内沢の渓流を合して梅津川となり海に入る。流長七・七キロ。梅津平地一二〇ヘクタール余の耕地を潤し、島内の代表的な扇状地を形成する。天保七年(一八三六)の石井文海の越湖勝覧鳥瞰図(相川郷土博物館蔵)には羽梅川と記される。もとは羽黒村・梅津村境を流れていたという。宝暦八年(一七五八)の加茂村・歌代村両村との南川内堰をめぐる訴状(梅津区有)には梅津川と記す。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 