新撰 芸能人物事典 明治~平成 「梅若恭行」の解説
梅若 恭行
ウメワカ ヤスユキ
- 職業
- 能楽師(観世流シテ方)
- 肩書
- 日本芸術院会員
- 本名
- 梅若 泰男
- 生年月日
- 大正6年 10月6日
- 出生地
- 東京
- 経歴
- 2代目梅若実の三男に生まれる。大正10年仕舞「猩々」で初舞台。「姨捨」「檜垣」をはじめ、真摯で品格の高い芸風で知られた。平成6年初の試みとしてヨーロッパで能・文楽・歌舞伎による「俊寛」を競演。11年東京と名古屋で能楽最高の秘曲「関寺小町」を舞い、高い評価を得た。他にも海外公演や野外能に積極的に参加。14年10月の舞囃子「絃上」が最後の舞台となった。
- 所属団体
- 日本能楽会
- 受賞
- 日本芸術院賞(第44回)〔昭和63年〕
- 没年月日
- 平成15年 1月20日 (2003年)
- 家族
- 父=梅若 実(2代目),兄=梅若 六郎(55代目),梅若 雅俊
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報