デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梶川光」の解説 梶川光 かじかわ-ひかる 1862-1910 明治時代の国家主義者。文久2年生まれ。玄洋社にはいり,明治22年来島恒喜(くるしま-つねき)が大隈重信に爆弾を投じた事件にかかわり,兄の月成勲とともに投獄される。出獄後,頭山満に師事し,28年朝鮮にわたる。閔妃(ミンビ)暗殺事件に関与し,ふたたび投獄されるが無罪となる。日露戦争後は炭鉱を経営。明治43年2月死去。49歳。本姓は月成。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例