精選版 日本国語大辞典 「棚守」の意味・読み・例文・類語 たな‐もり【棚守】 〘 名詞 〙 神職の名。京都の吉田と祇園、安芸の厳島、伊予の三島社などの神社に置かれていた社役人。[初出の実例]「去月廿七日、祇園獅子形机上、有下置二竹筒一事上云々、棚守小童求二出之一」(出典:平戸記‐寛元三年(1245)六月四日) たな‐まもり【棚守】 〘 名詞 〙 棚にうち捨てられたままかえりみられないものをいう。[初出の実例]「年徳や家のあるじの棚守り〈宗佐〉」(出典:俳諧・誹諧玉手箱(1679)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by