棚守(読み)たなもり

精選版 日本国語大辞典 「棚守」の意味・読み・例文・類語

たな‐もり【棚守】

  1. 〘 名詞 〙 神職の名。京都吉田祇園安芸厳島伊予の三島社などの神社に置かれていた社役人。
    1. [初出の実例]「去月廿七日、祇園獅子形机上、有竹筒云々、棚守小童求出之」(出典平戸記‐寛元三年(1245)六月四日)

たな‐まもり【棚守】

  1. 〘 名詞 〙 棚にうち捨てられたままかえりみられないものをいう。
    1. [初出の実例]「年徳や家のあるじの棚守り〈宗佐〉」(出典:俳諧・誹諧玉手箱(1679)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む