デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「棚橋松村」の解説 棚橋松村 たなはし-しょうそん 1827-1893 江戸後期-明治時代の漢学者,詩人。文政10年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)山県郡松尾村の代官の長男。棚橋衡平の兄。25歳で失明したが,大坂に出,広瀬旭荘(きょくそう)にまなぶ。妻絢子(あやこ)に本をよんでもらい,詩文を筆記してもらうなどし,学問をつづけた。明治26年5月25日死去。67歳。名は嘉忠。字(あざな)は伯貫。通称は大作。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例