デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森山弥七郎」の解説 森山弥七郎 もりやま-やしちろう 1573-1666 江戸時代前期の武士。天正(てんしょう)元年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。2代藩主津軽信枚(のぶひら)につかえ,高岡(弘前)築城に際して鉄材調達に尽力。寛永元年(1624)開港奉行となり,青森港を建設した。のち外ケ浜奉行,中師(ちゅうし)奉行。寛文6年2月3日死去。94歳。本姓は阿保。名は信実。通称はのち内蔵之助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「森山弥七郎」の解説 森山弥七郎 没年:寛文6(1666) 生年:天正1(1573) 江戸前期の弘前(津軽)藩士。近世初頭の土木建設に能力を発揮した人物。名は内蔵助信実。父は阿保中務。弘前藩2代藩主津軽信枚に仕え,高岡(弘前)築城の鉄材入手に功あり,次いで寛永1(1624)年,青森開港奉行として,青森港を建設した。のち,外ケ浜奉行。一時浪人したが,再出仕。 (長谷川成一) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報