20世紀日本人名事典 「森猿男」の解説 森 猿男モリ サルオ 明治・大正期の俳人 生年万延2年1月11日(1861年) 没年大正12(1923)年4月18日 出生地江戸・本所 別名通称=廉次郎,旧号=墨南 学歴〔年〕東京高商主計科卒 経歴20歳の時幕臣森謙吾の養子となり、浅草猿屋町に移る。猿男の号はこれにちなむという。銀行に勤務の傍ら、明治24年伊藤松宇らと俳句グループ椎の友社を結成。26年正岡子規、内藤鳴雪らの参加を得て「俳諧」を創刊した。28年角田竹冷、尾崎紅葉らが秋声会を興してからはこれに属した。「小日本」附録の子規選集「俳句二葉集」に句が見られる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森猿男」の解説 森猿男 もり-さるお 1861-1923 明治-大正時代の俳人。万延2年1月11日生まれ。明治24年伊藤松宇(しょうう)らと椎(しい)の友社をつくり,新俳句を提唱。26年正岡子規,内藤鳴雪らと「俳諧(はいかい)」を創刊,28年から角田竹冷(つのだ-ちくれい)(角田真平)の秋声会に属した。大正12年4月18日死去。63歳。江戸出身。高等商業(現一橋大)卒。旧姓は岩淵。本名は廉次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by