植村清二(読み)ウエムラ セイジ

20世紀日本人名事典 「植村清二」の解説

植村 清二
ウエムラ セイジ

昭和期の東洋史学者 新潟大学名誉教授



生年
明治34(1901)年1月30日

没年
昭和62(1987)年5月27日

出生地
大阪府大阪市南区

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部東洋史学科〔大正14年〕卒

経歴
昭和3年松山高校(旧制)教授、16年新潟高校(旧制)教授を経て、24年新潟大学人文学部教授。40年定年退官、名誉教授。41〜61年国士舘大学文学部教授。著書に「神武天皇」「楠木正成」「万里長城―中国小史」「アジアの帝王たち」「諸葛孔明」「教養としての中国史」「中国史十話」「歴史と文芸の間」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「植村清二」の解説

植村清二 うえむら-せいじ

1901-1987 昭和時代の東洋史学者。
明治34年1月30日生まれ。直木三十五の弟。旧制松山高,新潟高でおしえ,戦後新潟大教授となる。のち国士舘大教授。専攻は13-14世紀のモンゴル,中央アジア史。中国通史の著作もあり,日本古代史についての造詣もふかい。昭和62年5月27日死去。86歳。大阪出身。東京帝大卒。著作に「万里の長城―中国小史」「神武天皇」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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