椎泊村
しいどまりむら
[現在地名]両津市椎泊
東は両尾村、西は三分一村。集落は標高三〇メートルほどの段丘上に集村をなし、西組・中田組・浦組・小路組・中組・上組・下組に分れる。後背地からは椎泊の北川と南川が海に注ぎ、南部後方の尾根は野浦村と境する。垣ノ内の地字が高野、小路・中田・西組に集中する。草分百姓に宇佐美・猪股・緒方・須藤姓がある。慶長五年(一六〇〇)の検地帳(本間七左衛門家蔵)には「椎ノ木」「しい」の地名がみえ、刈高八千九五二束二把、名請人四二人。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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