検税使(読み)ケンゼイシ

デジタル大辞泉 「検税使」の意味・読み・例文・類語

けんぜい‐し【検税使】

律令制で、諸国正税正税帳とを照合点検するために、中央政府から派遣された臨時の官。

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精選版 日本国語大辞典 「検税使」の意味・読み・例文・類語

けんぜい‐し【検税使】

  1. 〘 名詞 〙 奈良時代、臨時に設置された官。諸国に出張して、正税の現物と正税帳とを照合、点検する。
    1. [初出の実例]「撿税使大伴卿登筑波山時歌一首」(出典:万葉集(8C後)九・一七五三・題詞)

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