楠分限(読み)クスノキブンゲン

精選版 日本国語大辞典 「楠分限」の意味・読み・例文・類語

くすのき‐ぶげん【楠分限】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くすのきぶんげん」とも。樟(くすのき)は生長は遅いが、着実に大木になるところから ) 財産を手がたくふやしてゆく金持。⇔梅の木分限
    1. [初出の実例]「何事しても頭に乗て、今は金銀うめきて、遣へど跡はへらず、根へ入ての内証吉(ないしゃうよし)、是を楠木分限(クスノキブンゲン)といへり」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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