楠川村(読み)くすがわむら

日本歴史地名大系 「楠川村」の解説

楠川村
くすがわむら

[現在地名]上屋久町楠川

宮之浦みやのうら村の南東にあり、南東は小瀬田こせだ村、南は山岳、北は海に面し、本村の南東に小村椨川たぶかわがある。地内には種子島忠時が大永四年(一五二四)に築いた楠川城跡が残る。明暦三年(一六五七)頃の屋久島大絵図(県立図書館蔵)に村名があり、椨川の地名もみえる。享保一一年(一七二六)検地帳(野村兼太郎氏収集文書)では高一六石余、鰹網一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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