デジタル大辞泉 「極印元」の意味・読み・例文・類語 ごくいん‐もと【極印元】 江戸時代、江戸十組問屋仲間が江戸・大坂間の廻船の航海安全のために設置した役職。船足に極印を打ち、船道具の検査などを行った。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「極印元」の意味・読み・例文・類語 ごくいん‐もと【極印元】 〘 名詞 〙 ( 「船手極印元」の略 ) 江戸十組問屋仲間が菱垣廻船の航海安全を期して設けた役。一航海ごとに船足や船道具を検査して焼印を打つもの。はじめ三組、のち四組となったので、それぞれ三極印元、四極印元ともいう。元祿七年(一六九四)設置。天保一三年(一八四二)の株仲間開放により廃止。[初出の実例]「都合次第、極印元より石付船具之目録申受、出帆為致」(出典:菱垣廻船問屋規録(1855頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例