極嚢胞子虫類(読み)きょくのうほうしちゅうるい(その他表記)Cnidosporidia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「極嚢胞子虫類」の意味・わかりやすい解説

極嚢胞子虫類
きょくのうほうしちゅうるい
Cnidosporidia

原生生物界胞子虫門に属する種類の総称魚類両生類,カイコ,ミツバチなどの内臓や皮下組織に寄生して流行病を引き起こす。胞子球形で,刺胞動物刺胞に似ている極嚢を 1~4個もつ。胞子が宿主の組織に達すると,中から胞種質が出て接合子を生じ,これがアメーバ状になって器官や組織内に入って栄養体となり,核分裂を繰り返して胞子細胞になる。胞子細胞は生殖核を 6個,体細胞核を 2個もち,体表から浸透によって宿主の栄養を吸収し,分散によって呼吸,排泄を行なっている。胞子が内部器官にある場合は,宿主の死後,組織が壊れた際に自由になって新しい宿主に伝染する。中間宿主を必要としない。刺胞動物のある種が寄生によって退化したもの,あるいは中生動物に類縁関係があるともいわれており,まだ完全に明らかにされていない類である。(→原生動物

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