極地航法(読み)きょくちこうほう(その他表記)polar navigation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「極地航法」の意味・わかりやすい解説

極地航法
きょくちこうほう
polar navigation

北極および南極付近の航行に使用される航空航法。両極付近では磁気コンパスはもちろん,北をさすように地球の自転軸平行に設定されたジャイロコンパスもあてにならなくなること (→コンパス ) ,目標になる地形,地物がもともと乏しいうえに,氷山の移動などもあって,地文航法も使えないこと,さらに地図についても,メルカトル図法によるものはもちろん,ランベルト図法によるものも使いにくいことなど,航法上の困難が大きい。長距離ジェット機の発達により北極経由の航空路が開設され,地上発信局からの誘導電波による電波航法天測航法もあわせて行なうことによって,これらの困難は克服された。 (→航法 )

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