ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「磁気コンパス」の意味・わかりやすい解説
磁気コンパス
じきコンパス
magnetic compass
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磁石を重心で支えて水平軸の周りを回転させ、磁力線の方向(磁気子午線)を知る航海計器・航空計器。ジャイロコンパス(gyro compass)に対してマグネティックコンパス(magnetic compass)とよばれる。
磁石のさす北(磁北)と地理学的真北とは同一点ではないため、地球上のある点を通る磁気子午線は地球の子午線とは一致せず誤差を生じる。これを偏差(variation)といい、地球上の偏差量の分布状況はあらかじめ海図や航空図に記入されている。一方、コンパス自体のもつ取り付け誤差や永久磁気と感応磁気の影響により生ずる誤差があり、これを自差(deviation)といい、その値は船・機首方向によって変化する。この二つの誤差を修正して正しい方位を求める。
[青木享起・仲村宸一郎]
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