伶官(読み)レイカン

デジタル大辞泉 「伶官」の意味・読み・例文・類語

れい‐かん〔‐クワン〕【×伶官】

音楽をつかさどる官。伶人

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精選版 日本国語大辞典 「伶官」の意味・読み・例文・類語

れい‐かん‥クヮン【伶官】

  1. 〘 名詞 〙 音楽のことをつかさどる官吏楽官。伶人。
    1. [初出の実例]「雅楽権大允外従五位下和邇部宿禰大田麿卒、大田麿者右京人也。吹笛出身、備於伶官」(出典日本三代実録‐貞観七年(865)一〇月二六日)
    2. [その他の文献]〔詩経小序‐邶風・簡兮〕

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普及版 字通 「伶官」の読み・字形・画数・意味

【伶官】れいかん(くわん)

楽人。〔宋史、文苑一、馮吉伝〕(もと)より琵琶を好み、尤も其の妙に臻(いた)る。~(父)、之れを辱(はづかし)めんと欲し、家の宴に因り、~賜ふに束帛を以てす。吉、に置き、左に琵琶をき、膝を按じて再拜すること、伶官のの如し。

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