樋流し法(読み)といながしほう(その他表記)sluicing; strake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「樋流し法」の意味・わかりやすい解説

樋流し法
といながしほう
sluicing; strake

比重選鉱法の一種。薄流選別。ねこ流しともいう。長い樋の底に,ある間隔をおいて桟を設け,上流から水で流されてくる鉱物粒子 (砂程度の大きさのもの) のうち比重の大きい粒子をせきとめて,一定量堆積してから鉱物粒子の供給をやめ,桟をはずして堆積した粒子を下流に押し流すなり,すくい上げるなりして選別する方法砂金,砂鉄の回収にしばしば使用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 比重選鉱法

関連語をあわせて調べる

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む