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標本統計 ひょうほんとうけいsample statistics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

標本統計
ひょうほんとうけい
sample statistics

標本調査に基づく統計データをいう。統計データを調査対象との視点から大きく区分すれば,全数調査に基づくセンサスと標本統計があり,統計データの性質や統計間の関係を理解する場合の基準となる。標本抽出であるから,センサスとの対応,抽出方法や標本値が代表性を示しているかどうかという問題点をもつ反面,センサスの欠点である費用や時間の問題,調査の程度による誤差の介入,分析に必要な特殊項目の調査が行いにくいなどの問題を補うという長所をもち,特に日本ではセンサスの動態的局面の把握にその効力を発揮する。したがって両者を連動するとその意義がはっきりする。労働供給側の雇用関係を示す就業構造基本調査や毎月勤労統計調査,家計の収支や貯蓄を示す全国消費実態調査や家計調査,居住状況に関する住宅統計調査などの標本統計は,調査区の設計にあたって国勢調査区から標本抽出され,調査項目の一部に国勢調査のそれと対応関係をもたせている。

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