権大夫(読み)ごんだゆう

精選版 日本国語大辞典 「権大夫」の意味・読み・例文・類語

ごん‐だゆう‥ダイフ【権大夫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ]ごん(権)の大夫(だいぶ)
  3. [ 二 ] ( 小堀遠州から茶道を学んだ権大夫長闇堂が所蔵したために名づけられたといわれる ) 明国から渡来した金襴名物切。萌葱地(もえぎじ)(=一説に花色地)に小さな鱗(うろこ)を積んで、大小鱗形を表わしたもの。
    1. [初出の実例]「袋は白地の小ぼたん、一ツは権大夫だっけ」(出典:洒落本・通言総籬(1787)一)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「権大夫」の解説

権大夫 ごんのだいぶ

七条院権大夫(しちじょういんの-ごんのだいぶ)

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