デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横尾文輔」の解説 横尾文輔 よこお-ふみすけ 1734-1784 江戸時代中期の儒者。享保(きょうほう)19年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩で滝鶴台にまなび,帰郷して肥前佐賀藩につかえる。尊王の志あつく,京都で関白九条家の侍講となるが,のち藩命により帰藩。藩法をおかした罪で,天明4年10月死刑となった。51歳。名は道質。字(あざな)は孟篆。号は紫洋。著作に「紫洋書話」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例