横岳(読み)ヨコダケ

日本歴史地名大系 「横岳」の解説

横岳
よこだけ

大山町と岐阜県吉城よしき神岡かみおか町の境、旧長棟ながと鉛山の東にそびえる標高一六二三メートルの山。頂上付近は高原状で、ガキノ田状の小池二。池の傍らに堂があって石仏二体を安置。堂の天井裏に飛騨側の村名が墨書されている。干天にはここで僧侶が雨乞したという。古名の獅子喰ししばみ山がこの横岳にあたるのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の横岳の言及

【蓼科山】より

…現在では,二つのゴルフ場,テニスコート,プール,スキー場,スケート場も整備され,高原は年間を通じたリゾート地となっている。また西麓のダズマ平から南東にある横岳(2473m)の南にある坪庭まで通じるロープウェーからは,溶岩流地形や森林の縞枯れ現象を見ることができる。小諸市,茅野市からバスが通じる。…

※「横岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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