樫原俊重(読み)かしわら とししげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樫原俊重」の解説

樫原俊重 かしわら-とししげ

?-1655 江戸時代前期の槍術(そうじゅつ)家。
神当流の穴沢雲斎にまなぶ。2間(約3.6m)柄(え)の長鉤槍(かぎやり)をもちい,本心鏡智流の母流となる樫原流をおこす。駿河(するが)(静岡県)府中藩主徳川頼宣(よりのぶ)につかえた。門人に木川正信らがいた。承応(じょうおう)4年3月死去。通称は五郎左衛門,文五左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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