最新 地学事典 「橄欖石白榴岩」の解説
かんらんせきはくりゅうがん
橄欖石白榴岩
olivine leucitite
かんらん石を比較的多量に含む白榴岩。かんらん石,単斜輝石(透輝石・エジリン),白榴石(±)を斑晶として含み,石基は白榴石・単斜輝石・金雲母・かすみ石・方ソーダ石・りん灰石・アルカリ長石・チタン磁鉄鉱・ガラスなどからなり,一般に斜長石を欠く。白榴石玄武岩と同じであるが,斜長石を欠く火山岩に玄武岩の名をつけるのは好ましくないとの理由から,かんらん石白榴岩を使用する。この種の岩石のうちソーダに富むガラス質石基をもつ火山岩をウガンダイトと呼ぶ(A.Holmes et al., 1937)が,IUGSでは推奨していない。ケニア・リフト,西アフリカ・リフトブランチ,北米リューサイトヒル,中国東北部,地中海地方などに産する。
執筆者:沢田 順弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

