最新 地学事典 「橄欖石霞岩」の解説
かんらんせきかすみがん
橄欖石霞岩
olivine nephelinite
かんらん石を多く含むかすみ岩。A.Jo-hannsen(1938)がかすみ石玄武岩と呼んだもの。その後,斜長石をほとんど含まない岩石を玄武岩と呼ぶのはふさわしくないことから,かんらん石かすみ岩を用いることとなった。CIPWノルムでabが5%以下,neが20%以下のかんらん石かすみ岩をかんらん石メラかすみ岩と呼ぶことがある(M.J.Le Bas, 1989)。斑晶としてかんらん石・単斜輝石・かすみ石(±)を含み,石基にはオージャイト-チタンオージャイト-エジリン,ネフェリン,金雲母,チタン石,方ソーダ石,方沸石,沸石,りん灰石,メリライト,ペロブスカイトなどを含む。大陸性リフト帯のケニア・リフト,カメルーンやライン地溝帯,海洋島のハワイ諸島オアフ島,コモロ諸島モヘリ島などに産する。
執筆者:沢田 順弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

