デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘安麻呂」の解説 橘安麻呂 たちばなの-やすまろ 739-821 奈良-平安時代前期の官吏。天平(てんぴょう)11年生まれ。橘奈良麻呂の子。内蔵頭(くらのかみ),備前守(びぜんのかみ)をへて,播磨守(はりまのかみ)となる。大同(だいどう)2年伊予(いよ)親王事件により縁戚(えんせき)ゆえに解任されたが,嵯峨(さが)天皇即位の翌年には復帰,のち正四位上にすすむ。弘仁(こうにん)12年7月11日死去。83歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例