デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘樹園早苗」の解説 橘樹園早苗 きつじゅえん-さなえ ?-1856* 江戸時代後期の狂歌師。江戸赤坂の質商。六樹園(石川雅望(まさもち))にまなび,五側(ごがわ)の判者となる。号は出生地の武蔵(むさし)橘樹郡(たちばなぐん)(神奈川県)にちなむ。安政2年12月9日死去。姓は黒田。名は懿。字(あざな)は徳雅。通称は勝左衛門。戯号は山田(やまだの)早苗。屋号は山田屋。狂歌集に「桜花五百首」,歌集に「花五百首」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例