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橘良基 たちばなの よしもと

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

橘良基 たちばなの-よしもと

825-887 平安時代前期の官吏。
天長2年生まれ。橘安吉雄(あきお)の子。貞観(じょうがん)6年伊予権介(いよのごんのすけ),11年常陸(ひたちの)介,のち越前守(えちぜんのかみ),丹波守,信濃(しなのの)守をつとめた。民政に意をもちい,みずから清貧にあまんじて良吏といわれた。仁和(にんな)3年6月8日死去。63歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

橘良基

没年:仁和3.6.8(887.7.2)
生年:天長2(825)
平安前期の官人。父は摂津守安吉雄。従四位上。剛直な性格で,大宰大弐の正躬王から下僚の少監となることを請われたが拒否したことで文徳天皇の怒りを買い,解官された。しかし次の清和天皇のときふたたび登用され,常陸,越前,信濃守を歴任し,農耕を勧め,租税や課役を軽減する一方,みずからは清貧にあまんじ,任期終了時には他の国司のような蓄財はなかったという良吏の典型。信濃守時代,罪人(坂名井子縄麻呂)を放免したことで京に召還され,罪状未決のまま他界,家には財産らしきものがなく,在原行平が絹布を喪家に贈って葬儀を援助したという。

(朧谷寿)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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