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鋳銭司 じゅせんし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鋳銭司
じゅせんし

「鋳銭司 (ちゅうせんし)」のページをご覧ください。

鋳銭司
ちゅうせんし

律令制時代の令外官 (りょうげのかん) の一つで,銭貨鋳造の際,臨時におかれた役所。必要額を造り終えると解散した。「じゅせんし」「じゅぜんのつかさ」とも読む。職員はおおむね長官 (かみ) ,次官 (すけ) ,判官 (じょう) ,主典 (さかん) ,史生 (しじょう) のほか,鋳銭師,造銭型師,鉄工,木工,鋳手などの技術者で構成されていた。

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デジタル大辞泉の解説

じゅせん‐し【鋳銭司】

ちゅうせんし(鋳銭司)

ちゅうせん‐し〔チウセン‐〕【鋳銭司】

古代、鋳銭のために諸国に設けられた役所。じゅせんし。ぜにのつかさ。

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百科事典マイペディアの解説

鋳銭司【じゅぜんし】

鋳銭司(ちゅうせんし)

鋳銭司【ちゅうせんし】

奈良・平安時代の官営の鋳銭所。〈じゅぜんし〉ともいう。和同開珎(かいちん)以降皇朝十二銭を鋳造。設置場所は大和(やまと),山城(やましろ),周防(すおう)など。

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防府市歴史用語集の解説

鋳銭司

 奈良・平安時代の銭[ぜに]をつくるために置かれた役所です。山口県には最初、長門鋳銭司[ながとすぜんじ]がありましたが、周防鋳銭司[すおうすぜんじ]に場所をうつしました。

出典|ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうせんし【鋳銭司】

日本古代における銭貨鋳造官司。令外の官。常置の官ではなくその置廃は複雑な経過をたどった。初見は《日本書紀》持統8年(694)3月乙酉条の任命記事。これと《続日本紀》文武3年(699)12月庚子条に見える〈鋳銭司〉とは,ともに和同開珎発行以前にあたる。ついで708年(和銅1)和同開珎の発行にそなえてその鋳造を督促する〈催鋳銭司〉が設置され,これと前後して河内に〈鋳銭司〉が置かれ,鋳造の主柱となった。この河内〈鋳銭司〉は《続日本紀》和銅2年8月乙酉条に見えるのみで,所在地明らかでないが,726年(神亀3)の〈山背国愛宕郡出雲郷雲下里計帳〉にみえる〈鋳銭寮〉がその後身と考えられる。

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大辞林 第三版の解説

じゅせんし【鋳銭司】

律令制で、貨幣鋳造の際、諸国に置かれた令外の官司。ちゅうせんし。

ちゅうせんし【鋳銭司】

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世界大百科事典内の鋳銭司の言及

【山口[市]】より

…一の坂川のゲンジボタルは天然記念物である。市東部の大内に中国自動車道山口インターがあり,南部鋳銭司(すぜんじ)を山陽自動車道が通じる。また,市北部の仁保にはKDDの山口衛星通信所があり,さらに近年宇宙通信や日本国際通信も進出し,情報通信機能が集積しつつある。…

【鋳物師】より

…飛鳥時代以後,造仏の盛行により鋳造技術も著しく進歩した。鋳工は畿内を中心に山陽道,大宰府等の各地に散在していたが,律令制下,大蔵省被官の典鋳司および鋳銭司,諸寺院の鋳物所などに組織された。しかし典鋳司は実質的には機能せず,728年(神亀5)内匠寮に併合される。…

【採銅所】より

…奈良・平安時代に主として鋳銭用の銅・鉛を採掘するため,産地に設けた官営の機関。長官が採銅使で9世紀後期に長門国採銅使海部男種麿,備中国採銅使弓削秋佐の名がみえ,秋佐はのち長門国採銅使と鋳銭司判官を兼任している。採銅所には使の下に銅手あるいは銅工(製錬工),掘穴手(坑夫)が所属し,また郡中の徭夫を徴集し,銅・鉛を採掘製錬した。…

【長門国】より

…一方,石見の伊甘(いかむ)駅(現,島根県浜田市)で終わる山陰道と山陽道を連絡する小路が,石見から小川(現,阿武郡田万川町小川付近),宅佐(たかさ),阿武,埴田,参美(さんみ),三隅,由宇,意福(おふく),鹿野,阿津の駅を経て厚狭駅(現,厚狭郡山陽町付近)に合流した。鋳銭司(所)が国庁の西方(下関市長府町下安養寺)に設置され,〈和同開珎〉と〈富寿神宝〉が鋳造された。長門国は当時主要な銅産出国の一つで,採長門国銅使を任命したことがある。…

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