機鋒(読み)キホウ

精選版 日本国語大辞典 「機鋒」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう【機鋒】

  1. 〘 名詞 〙 ほこ先。きっさき。転じて、するどい攻撃。また、相手に向けられる勢い。
    1. [初出の実例]「子細に見来れば、いづれかこれかれ、いづれかこれわれ、繊機もあらはれず、機鋒もあらはすことなし」(出典:伝光録(1299‐1302頃)般若多羅尊者)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐金山妙高台詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「機鋒」の読み・字形・画数・意味

【機鋒】きほう

鋭い矛先。また、鋭い舌鋒。宋・軾〔王定国~の寄せらるるに次韻す〕詩 樂老子は今の禪伯 掣電鋒、擬することを容(ゆる)さず

字通「機」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む