機鋒(読み)きほう

精選版 日本国語大辞典 「機鋒」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう【機鋒】

〘名〙 ほこ先。きっさき。転じて、するどい攻撃。また、相手に向けられる勢い
伝光録(1299‐1302頃)般若多羅尊者「子細に見来れば、いづれかこれかれ、いづれかこれわれ、繊機もあらはれず、機鋒もあらはすことなし」 〔蘇軾‐金山妙高台詩〕

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デジタル大辞泉 「機鋒」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう【機×鋒】

ほこ先。きっさき。また、鋭い勢い・攻撃。「機鋒をかわす」

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普及版 字通 「機鋒」の読み・字形・画数・意味

【機鋒】きほう

鋭い矛先。また、鋭い舌鋒。宋・軾〔王定国~の寄せらるるに次韻す〕詩 樂老子は今の禪伯 掣電鋒、擬することを容(ゆる)さず

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