櫪馬(読み)れきば

精選版 日本国語大辞典 「櫪馬」の意味・読み・例文・類語

れき‐ば【櫪馬】

  1. 〘 名詞 〙 馬小屋につながれている馬。束縛される身などをたとえていう。
    1. [初出の実例]「櫪馬遙嘶辺塞草、籠禽忽放遠山霞」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)七・旅亭〈藤原周光〉)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐馬汧督誄〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「櫪馬」の読み・字形・画数・意味

【櫪馬】れきば

うまやにつながれた駿馬。明・劉基〔北上感懐〕詩 鳥、一枝を思ひ 櫪馬、志千里 營營として生心を勞す 出入、定止(ていし)靡(な)し

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