共同通信ニュース用語解説 「次世代型原発」の解説
次世代型原発
安全性を向上させた原発として、岸田文雄首相が8月に開発・建設を打ち出した。政府は既存の大型軽水炉を改良した「革新軽水炉」を最優先とする方針で、三菱重工業や日立製作所などが2030年代の実用化を目指して開発を進める。他に出力30万キロワット以下の「小型モジュール炉(SMR)」や、冷却材にナトリウムを使う「高速炉」、ヘリウムガスで冷やす「高温ガス炉」、太陽内部の現象を再現させる「核融合炉」があり、各国が開発に取り組むが、採算性や技術面で課題を抱える。
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