次亜燐酸(読み)ジアリンサン

デジタル大辞泉 「次亜燐酸」の意味・読み・例文・類語

じあ‐りんさん【次亜×燐酸】

燐を水酸化バリウム溶液で加熱して生じたバリウム塩を、希硫酸で分解して得られる物質実際には存在せず、エステルの形としてのみ知られる。

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精選版 日本国語大辞典 「次亜燐酸」の意味・読み・例文・類語

じあ‐りんさん【次亜燐酸】

  1. 〘 名詞 〙 酸素酸一つ。化学式 HPH2O2 無色の葉状晶。潮解性で水に溶ける。強い還元作用がある。神経系強壮剤として医薬品に用いる。次亜燐。

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化学辞典 第2版 「次亜燐酸」の解説

次亜リン酸(塩)
ジアリンサン
hypophosphorous acid(hypophosphite)

[別用語参照]ホスフィン酸

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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