次月村(読み)しづきむら

日本歴史地名大系 「次月村」の解説

次月村
しづきむら

[現在地名]御嵩町次月

美佐野みざの村の東にあり、中央を可児川が西流する。可児郡の南東端に位置し、東は土岐郡次月村(現瑞浪市)、南は同郡定林寺じようりんじ(現土岐市)。川沿いになか街道が通る。上之郷かみのごう一六ヵ村の一で、元禄郷帳に次月村とみえ高五一石余、尾張藩領。村名は志月・寂木・四突とも記された。かつては土岐郡次月村と一村だったとされる(新撰美濃志)。「濃州徇行記」では田三町三反余・畑一町五反余、百姓控草山四町余。


次月村
しづきむら

[現在地名]瑞浪日吉町ひよしちよう

日吉高原西端にあり、西は可児かに郡次月村(現御嵩町)可児川が西流し鬼岩おにいわ渓谷へ続く。なか街道が東西に通る。かつては可児郡次月村と一村だったとされ(新撰美濃志)、志月とも記される。日吉一二ヵ村の一で、元禄郷帳に村名がみえ高六石余、尾張藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android